モチベーションが低下してしまい、何に対してもやる気が出なくなってしまっている人はたくさんいるでしょう。
中には、
「やらなきゃ、とは思っているのに体が言うことを聞かない」
「モチベーションが低下しているせいで、ミスを連発してしまっている」
というような状況に悩まされている人もいるはずです。
そこでこの記事では、モチベーションの低下を放置するリスクや、モチベーションを常に維持し続ける方法について詳しく解説していきます。
Contents
モチベーションが落ちるとどうなるの?
まずは、モチベーションが低下することで起こり得るリスクやデメリットについて、詳しく解説していきます。
やる気がなくなる
モチベーションが低下すると、
・仕事
・家事
・趣味
など、様々なことに対するやる気が起きなくなってしまいます。
とはいえ、仕事や家事などは「やらなければならないこと」ですので、やる気が下がったからと言ってさぼるわけにはいきません。
「モチベーションが下がっているから」
という理由でやるべき作業を後回しにしてしまうと、自分の首を自分で締めることになってしまうのです。
生産性や効率が落ちる
モチベーションが低下すると、生産性や効率が落ちます。
なぜなら、
・面倒くさい
・辛い
・帰りたい
というようなネガティブな思考が、常に頭の中を駆け巡っている状態になるからです。
モチベーションの低下により、仕事の生産性や効率が落ちてしまうと、成績や評価にも繋がる可能性が高くなりますので注意しましょう。
自分に自信が持てなくなる
モチベーションが低下してしまうと、自分への自信も失いやすくなります。
・やらなきゃいけないとわかっているのに動けない
・自分との闘いに負けてしまい、さぼってしまう
というような状態が続くと、
「自分はなんてダメな人間なんだ」
と、自己嫌悪モードに入ってしまう可能性が高くなりますので、負のループが続くようになってしまうのです。
モチベーションを一定に保つメリットって何?
では次に、モチベーションを一定に保つメリットについて、詳しく解説していきます。
楽しみながら取り組める
モチベーションを維持できるようになると、何事も楽しみながら行えるようになります。
楽しみながら仕事や家事などを行えるようになると、「ストレス」という概念が消えますので、生活の充実度や心の充実度を高めやすくなるのです。
新しい気付きを得やすい
モチベーションを維持し続けることができれば、新しい気付きを得やすくなります。
なぜなら、常にアンテナを張れるようになるからです。
例えば、副業に挑戦している場合、モチベーションが低下すると周囲からの情報をシャットダウンしがちになりますが、モチベーションを維持し続けることができれば、
・もっと利益を出すためにはどうすればいいんだろう
・もっと効率よく作業をするためにはどうすればいいんだろう
・この方法で本当にあっているのかな?
というように、目の前の課題や問題を解決しようと努力できますので、結果にも繋がりやすくなるのです。
最高のパフォーマンスを発揮できる
モチベーションは、パフォーマンスにも影響を及ぼします。
何事に対してもやる気が出ない時と、やる気に満ち溢れている時では、明らかに後者の方がハイパフォーマンスを発揮できますよね。
ハイパフォーマンスを発揮できるようになると、
・成績の向上
・社内評価の向上
などにも繋がりやすくなりますので、給料やボーナスという形で還元してもらいやすくなるのです。
嫌な事や大変なこともポジティブに変換できる
生活をしていく中で、嫌な事や大変な事に直面することって意外とたくさんありますよね。
そんな時でも、モチベーションを維持することができていれば、ネガティブな事柄をポジティブな考えに変換できるようになりますので、良い結果に繋がりやすくなるのです。
また、大変な事や嫌なことがあった時でも前を向いて、ポジティブに考えられるようになれば、自然と自分の周りに人が集まってくるようになりますので、自己肯定感も高めやすくなります。
モチベーションを維持、向上させる方法とは?
モチベーションの維持は難しい、と考えている人も多いですが、冒頭でも解説したように、モチベーションの維持はコツさえ掴めばかなり簡単です。
以下、明日から実践できる、簡単なモチベーション維持方法をいくつか紹介していきます。
現実的な目標を設定する
モチベーションを維持するためには、現実的且つ明確な目標を設定することが大切です。
例えば、営業マンとして働いている人が、
「たくさんの成約を獲得する」
という目標を設定したとしましょう。
この場合、「たくさん」が具体的にどれくらいを指すのかわからなくなってしまうため、モチベーションが低下しやすくなります。
そうではなく、
「今週中に〇件の成約を獲得する」
と設定することによって、いつまでに、何件の成約を取るのかがわかりやすくなり、ゴールがはっきりしてきますので、モチベーションを維持しやすくなるのです。
やるべきことをわかりやすく整理する
モチベーションを維持している人の多くは、自分がその日に行うべきタスクを綺麗に整理しています。
こう聞くと、
「どうやって整理すればいいの?」
という疑問を持つ人がいますが、難しく考える必要は一切ありません。
スマホのメモ帳などに、その日行うべき作業を優先順位が高い順にメモしておけば、簡単に今やるべきことを把握できます。
その日のタスクをしっかりと整理しておけば、自分の中のゴールを見失うことなく、効率よく作業できるようになりますので、モチベーションの維持だけではなく、生産性の向上にも繋げられるようになるのです。
オンとオフをしっかりと区別する
モチベーションを維持するのはとても大切ですが、人間ですから24時間365日一定のモチベーションを維持するというのはほぼ不可能です。
大切なのは、
「オンとオフをしっかりと区別すること」
です。
休みの日や休憩時間はしっかりと休み、作業時間になったら全力で取り組む。
このような気持ちのメリハリをつけられるようになれば、モチベーションを維持しやすくなるでしょう。
自分の時間を大切にする
仕事のモチベーションが低下してしまっている人の中には、
・常に仕事の事ばかり考えている
・休みの日でも仕事をしている
という人が多くいます。
自分の時間を削って仕事をするのは、一見素晴らしいことに思えますが、かなり危険な事です。
仕事が趣味で、仕事をしている時間が人生で最高の幸福なのであれば話は別ですが、自分のやりたい事や自分の時間を削ってまで仕事をしてしまうと、ストレスが蓄積していき、最終的には爆発してしまうのです。
ストレスが爆発してしまうと、モチベーションが急激に低下してしまい、回復にかなりの時間がかかってしまうでしょう。
このようなことを防ぐためにも、自分の時間をきっちり設けて、その時間は仕事のことを一切考えず、思いっきり楽しむことが大切です。
小さなご褒美を設定する
自分に対して小さなご褒美を設定することによって、モチベーションを維持できる場合もあります。
例えば、
・仕事が終わったらコンビニで好きな物を1つ買う
・この作業が終わったらビールを飲む
などです。
小さなご褒美を設定することで、ゴールを明確にしやすくなりますので、「頑張ろう」という気持ちを引き出せるようになります。
ただし、あまりにも大きなご褒美を設定してしまうと、ご褒美がないと頑張れない人間になってしまいますので、あくまでも「ちょっとしたご褒美」を設定するようにしましょう。
まとめ
モチベーションが低下してしまうと、様々な面で悪影響が出ます。
給料やボーナスなどに悪影響を及ぼすこともありますし、最悪の場合、心の病を発症してしまいます。
逆に、モチベーションを常に維持できるようになると、今まで大変だと思っていたことを楽しみながら行えるようになったり、自分に自信が持てるようになったりするのです。
今回紹介したモチベーション維持方法は、特別なスキルや知識がなくても簡単に行えますので、
・モチベーションの低下で悩んでいる人
・モチベーションの維持、回復方法を模索している人
は、是非試してみてください。