「職場に嫌いな人がいて、ストレスに耐えながら仕事をしている」
という人はたくさんいるでしょう。
中には、嫌いな人が気になりすぎてしまい、仕事が手につかなくなってしまっている人や、精神バランスを崩してしまっている人もいるはずです。
そこでこの記事では、嫌いな人を気にせず、快適且つ楽しく過ごすための方法について詳しく解説していきます。
Contents
無意識に嫌いな人を意識してしまう理由は?
まずは、無意識に嫌いな人を意識してしまう理由について、詳しく見ていきましょう。
防衛本能
人を嫌いになるのは、防衛本能が働くからです。
・悪口を言ってくる
・自分のことをバカにしてくる
という人がいた場合、人は無意識に自分を守ろうとします。
このような心理的作用が働くことにより、「嫌い」という感情が生まれることがあるのです。
ライバル心
続いては、ライバル心です。
この記事を見ている人の中には、
「あの人さえいなければ」
「あの人には何があっても負けたくない」
という気持ちを抱いている人もいるでしょう。
自分と性格が似ている場合や、自分とキャラクターが被っている場合、ライバル心を抱いてしまうこともあり、その気持ちが「嫌い」という感情に繋がりやすくなるのです。
嫌いな人を気にしない方法って一体何?
では次に、嫌いな人を気にしない方法について、詳しく解説していきます。
・嫌いな人の事ばかりが気になって他のことに集中できない
・嫌いな人のせいでストレスが溜まっている
という人は、最後までしっかりと確認してみてください。
自分とは価値観が合わないと割り切る
嫌いな人が近くにいる時は、
「自分とは価値観が合わないだけだ」
と割り切ってしまうこともおすすめです。
中には、相手のことを理解しようと一生懸命になり、自分自身の価値観や自尊心を壊してしまう人もいますが、かなりもったいないことです。
どうしても相手の考えが理解できない場合、相手を認められない場合は、別の生き物として捉えてみてください。
こう考えれば、仮に相手から嫌な事を言われたとしても、
「なんでそんなことをいうの?」
とイライラしたり、モヤモヤしたりすることがなくなりますので、精神的なダメージを大幅に軽減できます。
一生付き合っていくわけではないと考える
嫌いな人がいる場合、
「一生付き合っていくわけではない」
と考えてみましょう。
あなたが嫌いな人は、家族でしょうか?友達しょうか?はたまた恋人でしょうか?
きっとどれにも当てはまらないと思います。
嫌いな人との関係は、あくまでも一時的なものですので、一生続くわけではありません。
「今日だけ」
「今週だけ」
というように、自分の中で割り切ることができれば、気持ちがグッと楽になりますよ。
嫌いな人のことを考える時間は無駄以外の何物でもない
嫌いな人のことが気になってしまう時は、考えるのを辞めて見ると良いでしょう。
中には、嫌いな人のことを四六時中考えて、ネガティブな気持ちになってしまう人もいますが、これは非常にもったいないことです。
それならば、
・恋人のことを考える
・友人と遊ぶ日のことを考える
・仕事に繋がることを考える
というようなことに労力を使う方が、何倍も建設的と言えます。
嫌いな原因をはっきりさせ、解決する方法はないのかを考える
嫌いな人のことを考えないでおこうとしているのに、なぜか頭にその人のことがよぎってしまうケースもありますよね。
そんな時は、嫌いな原因をはっきりさせて、解決する方法がないのかどうかを考えてみましょう。
例えば、相手が自分のことをバカにしてくることが原因で「嫌い」という感情を持ってしまっているのであれば、思い切って自分の気持ちを伝えて、言動を改めてもらうという方法もあります。
考えたくないのに頭にその人のことがよぎってしまう場合、解決したい問題やトラブルが自分の中にある可能性もありますので、解決方法を探ってみましょう。
相手に期待するのはやめる
嫌いな人の事を気にしないようにするためには、相手に期待するのを辞めることが大切です。
中には、
・相手のことを変えたい
・相手が謝ってくれるかもしれない
・相手が改心してくれるかもしれない
と期待してしまう人もいるのですが、人間はそう簡単に変わりません。
また、自分にとっては傷つく一言だったかもしれませんが、相手に自分を傷つけた自覚がない場合もあるのです。
相手に過度な期待をしてしまうと、その期待を裏切られたときの代償がかなり大きくなりますので、できるだけ「無」の状態を維持するようにしましょう。
適度な距離を保つ
嫌いな人と適度な距離を保つのも非常に効果的です。
相手との物理的な距離が近くなればなるほど、その人に対する敵対心やイライラは強くなるものです。
職場や部署が一緒の場合は、中々距離を取るのが難しいこともありますが、上司に相談するなど、できるだけ距離を取る工夫してみましょう。
無理やりポジティブに変換する
嫌いな人が近くにいると、イライラやモヤモヤが強くなってしまいますよね。
そうなってしまっている時は、ネガティブな感情しか生まれないでしょう。
ただ、少し考え方を変えてみるというのも1つの方法と言えます。
例えば、
・一緒にいるとイライラする→自分の心をコントロールする試練を与えてくれている
・相手を前にすると離せなくなってしまう→屈強なメンタルを作るための練習台になってくれている
というな感じです。
捉え方や考え方はなんでもいいのですが、とにかくポジティブに変換することが大切です。
最初はネガティブな感情を無理やり捻じ曲げることに抵抗を感じるかもしれませんが、徐々にポジティブな考え方が当たり前になってきて、最終的には何も感じなくなるでしょう。
嫌いな人に対して絶対にやってはいけないこと
最後に、嫌いな人に対して絶対にやってはいけないことを2つだけ紹介していきます。
これから紹介することをやってしまうと、自分で自分の首を絞めてしまう可能性が高くなりますので注意が必要です。
復讐
嫌いな相手に絶対やってはいけないのが、「復讐」です。
相手をどうにかして傷つけようとしたり、自分がされたことと同じことをしてやろうと考えたりする人もいますが、全く意味がありません。
仮に復讐をして、相手を傷つけることに成功したとしても、達成感を味わえるのは一瞬です。
その後は、干ばつを入れず罪悪感が襲ってくるでしょう。
「復讐からは何も生まれない」
これはよく言われる言葉ですよね。
嫌いな相手に復讐をしたところで、相手を根本から変えることはできませんし、問題を根本から解決することもできませんので、絶対にやらないようにしてください。
媚びを売る
嫌いな相手からよく思われようと、媚びを売ってしまう人もいますが、これも絶対にやめてください。
これをやってしまうと、正常なメンタルを維持できなくなってしまい、自己嫌悪に陥ってしまいます。
嫌いな相手に強気で立ち向かう必要もありませんが、弱腰になる必要もありません。
場合によっては、自分が下手に出ていることを逆手に取り、余計に嫌がらせや悪口がヒートアップするケースもありますので注意が必要です。
まとめ
世の中にはたくさんの人がいますので、自分と合わない人や嫌いな人がいるのは当然のことです。
ただ、嫌いな人や合わない人のことで頭がいっぱいになってしまったり、ストレスを感じたりするのは非常にもったいないことですし、時間の無駄と言えます。
嫌いな人のせいで仕事がはかどらなかったり、余計なストレスを感じてしまったりしている人は、今回紹介したことを参考にしながら、嫌いな人を気にしない術を身に着けていきましょう。